ドジキャリア史 6 営業の基本
最初に配属になった営業部隊のリーダーが良く言っていたこと。
「クソミソ一緒にするな、作業していることで仕事をしていると思うな。
お客様の必要なサービスを提案することに頭を使え。」
当時はわかったような、わからないような。
でも頭を使って考えても、妙案が浮かぶわけではなし
何をしたらよいかわからないときには、
ついついデータをとったり、事務作業をしたり
力仕事のルーティンワークに逃げていた。
そしてそれで仕事をした気になっていた。
たしかにルーティンワークも大切な仕事で、おろそかにしてはいけない。
でも営業にとっては、お客様が必要なものは何なのか、どうしたらお客様に
役にたつことができるのか、を考えて提案していくのは大事なことだろう。
お客様に必要なものを提案していくためには
お客様のことをよくわかっていないといけない
そのためにはよく話を聞かないといけない
そのためには会わなければいけない。
「会って話を良く聞く」
あたりまえのことではあるけれど
それが、営業の基本でしたね。
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上善水如
「上善水如(じょうぜんみずのごとし)」
お酒の名前にもなっておりその言葉は耳にしていたが、
その意味をきちんと知るようになったのは、気の学問の中で
学ぶようになってからである。
最高の生き方は水に学びなさい、という老子の言葉である。
○柔軟であること
水は四角い器に入れば四角くなり、丸い器に入れば丸くなる。
○謙虚であること
水は高いところから低いところに流れていく。
自分を誇示するために上に流れることはない。
○エネルギーを秘めていること
平時はきわめて穏やかであるがときに岩をも砕く激流となる。
○他を潤す存在であること
水のように生きる。
言葉をくりかえすたび、非常にさわやかで、心が洗われるような気がする。
とはいえ、人間、いろいろなものにとらわれて、なかなか実践は難しい。
自分自身、そうありたいと願っていても、なかなかできることではない。
でも少しずつでもこのようになれるよう心がけていけば、
何かが変わっていくのかもしれない。
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