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ドジキャリア史 3 ピンチはチャンス

外資系金融企業担当営業グループに配属されてまだ数日のある日
オフィスの電話が鳴った。
マネジャー含め、グループの皆は出はらってしまっていた。

「データ系××サービスについて聞きたいので至急来てくれる?」
××サービスについてはまだきちんと勉強しておらずよくわからない。
とりあえず話だけ聞いてくればよいかと、一人でお客様のところへ。

情報システム部の部長さんと次長さんが待っていた。
部長さんから次から次へ質問されたものの、何一つとして答えられず
「確認してご返答します。」を繰り返すしかなかった。
部長さんの口調がだんだん鋭くなり
そのうち、そばにいらした次長さんがすっと席をはずされた。

「ちょっとあんたねえ、これって車でいえば、排気量はどのくらい、色は何ってもんだよ。
 あんた営業でしょ。そんなこともわからなくてやっているわけ。
 いったいいつから営業やっているの!?」
「数日前からです・・・勉強不足で申し訳ございません
 至急確認してご返答します。」
「営業に来る前はいったい何やっていたの?」
「オペレータです」
「ああ~そういうこと、そりゃあ会社が悪い。
 それにしても久しぶりに日本に戻ってきたけど日本も変わったねえ。
 女性が営業に来るようになったとは。アメリカではもうだいぶ前から女性の営業がいるけど。
 まあがんばって。」

冷や汗かきながら、オフィスに戻り、至急調べて回答。
なぜか、そのお客様とはそれからはとても良い関係になった。

ピンチはチャンス(自分で勝手にピンチを作っているが・・・)
怒られると、いろいろなことが本当に早く身につく。
何かトラブルがあっても、きちんと対処していくと
かえってお客様の信頼が得られたりする。

次長さんの後日談、「とてもじゃないけどあの場にはいられなかった」


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私の足跡 | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/01/24 17:01
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